シンガポールコンドミニアム

シンガポールでは、外国人が不動産を自由に購入できるの?
ずっとシンガポールで暮らすなら、賃貸と分譲どっちが得だろう?
物件を手放したくなったとき、簡単に売ることはできるのだろうか?

シンガポールへの移住をご検討中で、不動産にもご興味を持っているあなたに、
2004年から日本人のお客様の住宅(売買・賃貸)のお手伝いをしてきた、
YHF PTE LTDが、現地から正確で新鮮な情報をお知らせします。

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シンガポールで外国人が購入できる不動産(住宅)

まずは、外国人がシンガポールでどんな不動産を購入できるのかをチェックしましょう。

シンガポールで、外国人が制限無しで購入できる住宅物件は、
コンドミニアムと呼ばれている、プールやジムなどの付帯設備がある高級集合住宅です。

コンドミニアムの各部屋の購入は自由ですが、個人による一棟買いは禁止されています。

通常、土地付きの戸建て物件を外国人は購入することができません。

ただし、
セントーサー島に開発された、住宅地の中にある土地付き戸建て物件は例外で、
外国人でも、自由に購入することができます。

ちなみに商業物件に関しては、外国人に対する制限はありません。

シンガポールで
外国人が制限無しで購入できる不動産物件(住宅)は、
コンドミニアムとセントーサ島の土地付き戸建て物件のみ。
セントーサ以外の土地付き一戸建ては、一般には購入不可

住宅物件-日本とシンガポールの違い

ここでは、購入という側面から、
日本とシンガポールの不動産の違いをみていきます。

賃貸利回りが低い

ご自身で利用するための住宅購入では無く、
純粋に不動産投資のためにシンガポールで住宅購入を検討されている方は、
購入検討の前に、日本との違いをしっかりと理解する必要があります。

日本で個人が行う不動産投資といえば、
ローンを組んで不動産を購入。

購入した不動産から、
家賃収入を得るという方法が一般的ではないでしょうか。

しかし、シンガポールの不動産投資事情は日本とは少し異なります。

個人投資家が、不動産投資で期待するのは、
インカムゲイン(家賃収入)ではなく、キャピタルゲイン(売却による利益)です。

シンガポールの住宅物件の賃貸利回りは、日本に比べると、驚くほど低いです。

また、住宅ローンの金利も日本と比べるとかなり高いので、
銀行から融資を受けて物件を購入

家賃収入でローンをカバーし、さらにインカムゲインを受け取る
と言うスキームは、シンガポールではほとんど期待できません。

それでは、実際にシンガポールの賃貸利回りがどれくらい低いか、
日本人にも人気のオーチャードにある物件を例にとってみていきます。

スコッツスクエアのプール画像

 

物件名 スコッツ・スクエアー
完成年 2010年
権利形態 フリーホールド
間取り 3LDK (1249sqf)
販売希望価格 S$3,850,000 (約3億1500万円)
賃貸利回り 2.22%~2.53%

 

物件によって多少の違いはありますが、おおよその利回りは良くても3%。
悪ければ、2%を切る物件もあります。

シンガポールの、住宅の賃貸利回りはとても低い。
日本の不動産投資のスキームは使えない。
個人投資家が狙っているのは、キャピタルゲイン!

 

キャピタルゲインは非課税

こんな低い利回りなのに、シンガポールの不動産物件は、
なぜ、シンガポール人のみならず、外国人にも人気があるのでしょうか?

シンガポールが政治的にも経済的にもとても安定した国という事実が、
外国人投資家に、人気がある理由の一つですが、

もう一つの理由として、
キャピタルゲインが非課税という点をあげることができます。

もちろん、
売りに出したい時に価格が、下がってしまっていたら、
キャピタルゲインは期待できません。

しかし、シンガポールでは、最近鈍化してきたとは言え
(実は急激な値上がりを防止するために政府がいろいろな規制を行い、
価格を抑制しているのです)
不動産の価格は日本と異なり、物件が古くなっても価格は上昇します。

シンガポール人や外国人投資家の狙いは、キャピタルゲインからの収益です。

ここで、
物件の販売価格の推移を見ていきましょう。

こちらも、日本人に人気のエリア、リバーバレーにある、物件です。

 

物件名 ザ・コスモポリタン
完成年 2008年
権利形態 フリーホールド

 


コスモポリタン販売価格推移

かなり急なカーブで、販売価格が上がっていますね。
日本の不動産物件と比べると、
だいぶ異なる価格の動きをしていることが、お分かりいただけると思います。

シンガポールでの外国人による不動産購入の主な目的は、
資産の安全な保有とキャピタルゲイン狙い!

長年たっても、物件の価値が低下しない

日本では、よほどのことがない限り、
物件の価値は、年数の経過とともに低下していきます。

しかし、シンガポールでは古い物件でもそれほど価値が下がらないのです。

場合によっては、
かなり古い物件でも、築浅物件よりも高く売れる場合もあります。

 

下記の表が、古い物件でも新しい物件でも、
家賃の利回りに、それほど違いはないと言う事を示しています。

シンガポールの民間住宅の価格は、
日本と違い、年数を経てもそれほど下降しない。

外国人でも現地銀行の住宅ローンの利用は可能?

シンガポールでは、不動産は購入した方がお得?

シンガポールの不動産事情が、
少しだけ、ご理解いただけたかと思います。

シンガポールの不動産価格は、
日本の一般的な住宅と比べると、かなり高額です。

ただし、シンガポール在住が長期になることがほぼ決定している場合などは、
キャピタルゲインが期待できる事などを考えると、購入と言う選択肢もあるかもしれません。

 

購入する際に気をつける事

不動産購入の際に、いくつか
気をつけていただきたい点があります。

まずはじめに、
購入を検討する際には、きちんと出口戦略を考えるということです。

日本で、シンガポールの不動産投資を勧めている人たちの多くは、
シンガポールの不動産の特徴を、それほどよく知りません。

あまりにも日本と異なっているために、わかっているつもりでも、
理解が追いつかない場合も多いです。

日本と同じ感覚で、シンガポールの不動産を購入して後悔しないために、
あらかじめシンガポールの不動産の特徴を知っておきましょう。

外国人にはローカルは支払う必要が無い特別な印紙税がかかる

シンガポールは、外国人とローカルがほぼ同様の条件で不動産を購入できる国でした。

しかし、外国人が相場以上の価格で多くのシンガポールのコンドミニアムを購入し、
不動産価格をつり上げてしまったことから、
シンガポール政府は外国人が購入する際には特別な印紙税を課すことにしました。

高額物件の購入には注意が必要です。

不動産購入の際にエージェントから、
高額物件を、強く勧められる事があります。

これは、高額物件になればなるほど、
不動産仲介業者に入る手数料が多くなるためです。

もし、将来キャピタルゲインを希望するならば
まずは、過去の売買履歴をチェックすることをおすすめします。

高額物件は、購入できる層が限られているため、
市場での取引もそれほど多くありません。

取引の少ない物件を購入してしまうと、
売りたい時になかなか買い手がつかず、大変な思いをする恐れがあります。

また、シンガポールの不動産エージェントは、
顧客の立場で物件を紹介してくれる人は、限りなく少ないと言えます。

彼らのアドバイスを、全て信じるのは危険です。

将来的に、物件を手放す際の事を考えた場合、
不動産業者の言うことを鵜呑みにせずに、ご自身でしっかりと事前調査をしましょう。

シンガポールで物件を購入する際は、
ローカルに人気の物件に注目する!
売却益を期待するならば、高額物件には注意が必要。

 

シンガポールでの不動産購入で失敗しない為に

シンガポールでの不動産投資はアジアの中で、
一番安全と言っても、過言ではないと思います。

多くの海外投資家が
シンガポールの不動産を購入している事実がそれを裏付けています。

但し、日本の不動産との考え方と大きな違いがあるため、
利益が見込めない物件を、購入してしまう日本人も数多くいます。

そんな事態に陥らないためにも、
中立的な立場からの、事前の情報収集をお勧めします。

不動産購入に関してご質問がございましたら、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

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