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インターナショナルスクールにある英語補習クラスとは?

まずはじめに、
インター校に存在する英語の補習クラスというのは、 一体どんなものなのかをご説明いたします。

ところでインターナショナルスクールと聞くと、どんな学校をイメージしますか?
英語を学ぶ学校?と理解してしまう人も決して少なくはありません。

インターナショナルスクールというのは、多国籍のお子さんが同じカリキュラムを学ぶための学校です。
そのための共通言語がほとんどの場合英語であって、決して英語をメインで学ぶ学校ではありません。

ただし、生徒さんの中には英語が苦手なお子さんもいます。

シンガポールの多くのインターナショナルスクールでは、
英語を母語としない児童・生徒のために英語補習クラスを設けています。

この補習クラスは、ESL(English as Second Language)や EAL(English as Additional Language)と呼ばれており、
学校によって、その呼び方は異なります。

また、幼稚園の段階から補習クラスのある学校、 あるいは小学校のみ補習クラスがある学校など、
補修クラスがある学年は、学校によって異なります。

英語補習クラスのある主な学校

シンガポールの主なインター校で、 英語の補習クラスを設けている学校をご紹介します。

オーストラリアン・インターナショナルスクール Australian International School Singapore

カナディアン・インターナショナルシンガポール Canadian International School

チャッツワース・インターナショナルスクール Chatsworth International School

ドーバーコート・インターナショナルスクール Dover Court International School

イートンハウス EtonHouse 

ISS ISS International School

ネクサス・インターナショナルスクール Nexus International School Singapore

オーバーシーズ・ファミリースクール Overseas Family School (OFS)

スタンフォード・アメリカン・インターナショナルスクール Stamford American International School Singapore

*上記以外の学校でも、補習クラスを設けている学校はあります。詳しくは各学校のホームページで確認してください。

英語の補習クラスは自分で選べません

お問い合わせを頂く際にご両親から、 「うちの子供は英語ができないので、補習クラスのある学校を希望します」 とか、
反対に 「うちの子供の英語には問題がありません」 という言葉をよく聞くことがあります。

大変失礼な言い方になってしまうのですが、
「英語ができる」「できない」を決めるのは 学校であって、決してお子さんのご両親ではありません。

学校によってテストの内容は異なりますが、 小学校入学以上(学校によっては幼稚園でも)の場合、
入学希望者には、必ず英語のテストが課せられます。

このテストは、入学の合否を決めるものではなく、
そのお子さんが授業についていけるかいけないかを チェックするテストです。
学校側がお子様の英語力が不足しているとみなした場合、 補習クラスを取ることを義務付けています。

ご両親がたとえ補習は不要と思っていても、 試験の結果、 補習クラス選択が必須という判断が下されるかもしれません。

そんな時は、決してがっかりしないで下さい。 ただ、英語の環境に慣れていないだけかもしれません。

まずは、お子さんに自信をつけることから始めてみてください。

補修クラスの問題点

シンガポールのインター校を紹介してる記事等に 「英語の補習クラスがあるから安心です」 などの説明文を見たことがありませんか?

もちろん、日本にお住まいのお子さんは 英語が得意ではない方がほとんどです。
英語の補習クラスがあるからこそ、 シンガポールのインター校に入学できる場合が多いのが実情です。

ただ、この補習クラス、本当に生徒さんのためになっているのでしょうか?

小学校入学前には、補習クラスは不要?

個人的な意見になってしまうかもしれないのですが、
幼稚園の年齢で補修クラスを設定している学校には、少し疑問があります。

小さなお子さまの、外国語の取得能力はとても高いです。
最初は慣れない言葉に戸惑うかもしれませんが、 その環境にどっぷりと浸かってしまえば、
自然に他のお子さんや先生とコミュニケーションをとるには、英語が必要と理解し、
英語で自分の言いたいことを表現できるようになっていきます。

ご両親も気が付かないうちに、数ヶ月もすれば、 普通に英語で、お友達とコニュニケーションが取れるようになるでしょう。

幼稚園の年齢から補習クラスがある学校で、補習クラスに入ってしまった場合はどうなるでしょう?
英語ができない子どもたちばかりで、 ある一定の時間帯(それも毎日)特定のクラスに 振り分けられてしまうのです。

これは、小さなお子さまにとって本当に良い事なのかは、 かなり疑問です。

全く英語ができなくても、早いお子様であれば、1ヶ月もしないうちに、自然と英語の環境に慣れてきます。
数ヶ月もすれば、先生や他の生徒たちとしっかりと 意思疎通が取れるようになります。

ですので、できれば幼稚園児のうちは 英語の補習クラスが無い学校をおすすめします。

最初は戸惑うかもしれませんが、 心配しないでください。
きっと、すぐに外国人のお友達ができるでしょう。

補習クラスが必要になった場合、気をつけること

とは言え、小学生以上になれば、 どのインター校でも入学前の英語力チェックのテストは必須になります。

ここで、英語の補習クラスが必要と言われてしまった場合に、 気をつけた方が良いことがあります。

それは補習クラスでどのくらい学習すれば、 通常のクラス(メインストリーム)に編入できるかということです。

もちろん、お子様の英語への取り組み方によっても、通常クラスへの編入時期は変わってくるでしょう。
はっきりと個人のゴール(補習クラス卒業時期)を最初から設定する学校と、そうでない学校があります。

実は、この補習クラス。 インター校にとっては、かなりのドル箱となっているのです。
小学校(G1からG5)の場合の補習クラスの授業料は、 年間10万円から、高い学校では50万円程度となっています。
この金額が、通常の授業料に加算されます。

特に期限も決めずに生徒を補習クラスに、留めておく学校もあります。
そうなると、何年インター校に通っていても、 一向に英語が上達しないという事態に陥ってしまうこともあります。

一方では、補習はあくまでもメインストリームへの準備と捉え、
ある一定期間内には、必ずメインストリームに 編入させるためのカリキュラムを組んでいる学校もあります。

学校の見学の際には、 補習クラスの様子をきちんと質問することがとても大切です。

補習クラスの問題点

この補習クラスの生徒の殆どが、 日本人と韓国人、 そして中国人で構成されている学校が多いのが実情です。
しかも、それぞれの生徒数もある程度まとまっていることが多いです。

そうなると、お互い同じ国籍で固まってしまい、 母国語で会話を交わす機会が多くなります。
子供達は補習クラスで母語を話せる友達をたくさん見つけてしまい、
英語の勉強をする必要性を、あまり感じなくなってしまうという問題が生じます。

また、日本人の特徴として、 一人が突き抜けてできるようになるよりは、
みんなと同じレベルにとどまる事を好む傾向が強いです。

せっかくの英語補習クラスが、 同じ言葉を話す子供達の集まりと化してしまう心配があります。

もう一つ、問題があります。

日本人で、勉強はできるけれど、 英語ができない小学生というのは、 それほど珍しくはありません。
でも、教育熱の高い韓国や中国では、 優秀な子どもたちは、 小さな頃から既に英語もかなり勉強しています。

となると 英語補習クラスにどんな子どもたちが集まって来るか… なんとなく、想像がつくと思います。

まとめ

「英語ができなくても補習クラスに入ればなんとかなる。」
という、考えはちょっと危険という事が、おわかりいただけましたか?

特に小さい頃は、周りの環境はとても大切です。
シンガポールでインター校を選ぶとき、
本当に補習クラスが小さい頃からあった方が良いのかを含め、

 補習クラスについて、もう一度考えて見ることをおすすめします。

 

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