新型コロナウイルス感染症が世界中に広まりを見せてから、
早いもので、1年以上が経過しました。

ワクチンの開発は進んだものの、
依然として感染拡大が続いている国があります。

さらには異変株が発見されるなど、
収束への道筋がなかなか見えてこない現在の状態を、
当時誰が予想できたでしょうか?

一時は海外からの労働者の集団感染で
5万人以上の感染者を出したシンガポールですが、
政府の厳しい管理下のもと、
昨年10月頃から、市中感染をほぼ0に押さえ込んでいます。

特に教育面では、公立校およびインターナショナルスクールとも
平常に近い授業に戻っています。

ロックダウン中も政府は、教育を最重要事項と捉え、
家庭ではオンライン授業を受けることができない子供達のために
特別な環境を設けるなど、
平常時と変わらない教育環境の提供に努めていました。

ロックダウン直前から、その後の政府の政策を見ていると、
コロナ渦における、シンガポールの教育への取り組みは
世界の中でも群を抜いていると感じました。

そんなシンガポールへの母子移住を真剣に検討中のあなたに、
現在のシンガポールのインターナショナルスクールの事情と、
コロナ渦でどうやって
シンガポールのインター校へ入学の手続きを進めていくのかを詳しくご説明いたします。

現在のシンガポールの状況(2021年3月15日現在)

Ministry of Health (Singapore) 

まずは現在のシンガポールの様子をお伝えいたします。

パンデミック開始以降、
2021年3月13日までのシンガポールのコロナウィルス感染者総数は60,088人。
死亡者の総数は29人です。

内訳は、
海外からの輸入例が3,247人
市中感染が2,330人
そして、外国人労働者の寮内感染が54,511人となっています。

シンガポールにおける新型コロナウイルスの感染状況とグラフ

ロイターが世界各国の詳細を発表しています。
日本語に訳してある&グラフが多く使用されているので、
わかりやすいです。

ただし、
「ロックダウンー教育機関」に関しては情報が正確ではないので、
お気をつけ下さい。
シンガポールの教育機関は、ほぼ平常時と同様の授業を行っています。

ピーク時は毎日1,000人以上の感染者を出していたシンガポールですが、
政府の徹底した対策が功を奏し、
多くの国々とは異なり、第2波や第3波などの襲来を免れています。

昨年(2020年)の10月からは、
市中感染のみならず、
最大の感染源であった、
海外からの労働者が暮らす寮内感染に関しても、
封じ込めに成功しています。

そして、2020年12月28日から、
ロックダウン後の活動再開の最終フレーズである、フレーズ3に移行。
教育機関に関する規制は、さらに緩和されました。

【教育機関の主な規制緩和内容】
公立学校の課外活動の再開
インター校での一部施設の利用再開

もちろん、活動緩和・施設再開に関しては、
政府の厳しい指標をクリアする事が条件です。

シンガポールへの入国とインターナショナルスクール事情 (2021年3月15日現在)

日常生活においては、ほぼ不便を感じる事はありませんが、
依然として、入国に関しては厳しい措置を敷いています。

2021年3月15日現在、シンガポールに(再)入国(入国許可申請が)できるのは、
海外に滞在しているシンガポール国民や永住権取得者、
シンガポールの就労許可を既に取得している人、
あるいは新たに就労許可が下りた人、
そして、その他の長期滞在ビザを保有している人です。

また、シンガポールの学校への入学が決まり
スチューデントパス取得の事前許可を取得している学生。

スチューデントパス取得者が小さなお子さまで、
保護者同伴が必須の場合は保護者も入国申請ができます。

ご注意いただきたいのは、
シンガポールの入国に際しては、
あらかじめ各関係省庁から、
入国許可を取得する必要があります。

事前許可のない入国は認められていません。

*公務による渡航や国際的な催事に参加するような特別な場合に関しては、
このページでは触れません。
長期滞在を目的としたケースのみを説明していきます。

スチューデントパスはどうやって取得する?

通常時にスチューデントパスでの入学を認めていた
インターナショナルスクールであれば、
コロナの状況下でも、
通常と同じように、スチューデントパスの申請は行っています。
ですので、学校入学自体に関しては問題はありません。

ただし、スチューデントパス取得許可が下りた後、
入国許可を申請しなければいけないので、
通常よりは時間がかかります。

また、入国前の準備や入国時の流れが煩雑、
他国や国内の感染状況によって、入国の条件が頻繁に変化するため、
最新の正確な情報の入手が大切です。

現在の学校事情

先生と父母のミーティング等は
対面からオンラインへと変更になっています。

一方、授業に関しては、
前述したように、多少の制限はあるものの
ほぼ平常時と同じ環境下で行われています。

学校見学も、ほとんどの学校で再開されています。

シンガポールのインターナショナルスクール入学に関する問題とコロナ渦ならではのメリットとは?

事前の学校見学ができない

一番のデメリットは、シンガポールへ入国することができないため、
事前の学校見学ができないことです。

シンガポールのほとんどのインター校は
8月に新学期が始まります。

通常であれば、
日本の最終学期が終わった3月末や、
ゴールデンウィークのお休みを利用して
シンガポールへ学校の下見に来る方が多かったです。

しかし、入国が制限されている現状では、学校見学のためだけに
気軽にシンガポールを訪問する事ができなくなりました。

何校かの学校を見学し、お子さんに一番しっくりした学校を選ぶ。
そんな学校の選択は現状ではできません。

見学なしに学校を選ぶには?

定員に空きがあれば、
直前の入学申し込みも一部の学校を除き可能です。

なので、EP保持者の扶養家族での入国であれば、
シンガポール渡航後に学校を選択する事ができます。

ただし、スチューデントパスによる母子留学の場合は、
そうはいきません。

通常時よりも念入りな事前の情報収集が、必要となります。

シンガポールのインター校の多くは、
オンラインで、バーチャルの学校説明会を開催しているので、
これらをフル活用しましょう。
併せて、学校へ個別の質問を送って見ることもオススメします。

今だからのメリット

学校の事前見学ができない、という大きなデメリットはあるものの、
既に希望校が決定しているお子さんにとっては、
コロナ渦ならではのメリットがあります。

それは、
有名人気校への入学の可能性が少しだけ広がったことです。

その理由は、
「入学希望者が例年より少ない」事にあります。

コロナ渦で、
海外駐在を取りやめたり、延期する企業は世界的に多いはずです。

また、父親が頻繁にシンガポールへ来ることができない等の理由で、
母子留学を見合わせているご家族もいます。

そのため、通常は常に定員オーバーでウェイティング状態の学校が、
入学枠が空いているなど、
普段より入学のハードルが低くなったと感じています。

実際に平常時であれば定員枠がいっぱいになり、
募集は早めに締め切るのに、
今年は、未だ生徒募集をしている学校もあります。

シンガポールへの入国方法 (2021年3月15日現在)

ここでは、学生ビザを取得し、
保護者であるお母様とシンガポールへ入国する場合について
ご説明いたします。

就労許可の場合とは異なりますので、ご注意ください。

スチューデントパス取得によるシンガポールへの入国の流れ

1.学校からスチューデントパスの申請をしてもらう
2.スチューデントパス取得に必要な情報をICA( Immigration and Checkpoints Authority-シンガポール入国管理局)へ送付
3.ICAからスチューデントパスのIPA (In-principle approval)が届く

ここまでは、今までのスチューデントパスの申請と変更はありません。

以下、コロナ渦におけるシンガポール入国のプロセスとなります。
4.IPAをもとに、ICAへシンガポールへの入国許可を申請。
*現時点では、入国希望日の30日前からの申請が可能です。
5.お子様の入国許可された後、保護者の入国許可の申請。
6.保護者の入国許可が発行される。
7.日本出国前72時間以内にPCR検査を受検し、陰性の証明書を取得

*スチューデントパス取得のプロセスは、別の機会に詳しくお伝えいたします。
今回は、あくまでもコロナ渦での流れに焦点を当ててみました。

常に新しい情報を収集しよう

シンガポール入国に関する条件は、入国する国の状況等によって常に変化しています。
政府機関のスタッフでさえも、きちんとした返答をしてくれないことが多々あります。

情報のアップデートが間に合わない場合が多い事を理解しておきましょう。

また、出所不明の情報をむやみに信じることはせず、
一次情報のみを収集することをオススメします。

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