あるインター校への編入をお考えのお客様から、質問を頂きました。

少しデリケートな問題なのですが、
質問を頂いた後に、かなり自分の中で色々な考えが交錯してしまったので、
今回は、それについて個人的な考えを
このブログでシェアさせていただこうと思います。

差別がない世界なんてあるのでしょうか?

頂いた質問とは、
「知り合いから聞いたのですが、◯◯校って、欧米人とそれ以外の学生の間で差別があるというのは本当ですか?」
と言うものです。

私の心の声は、
「差別のない世界ってないでしょう」でした!

でも、決してそのような事をお客様には言えません。

結局は、かなり考えた末、もう少し柔らかですが、
自分がその時に考えていた事を、お伝えしてしまいましたが…

ちなみにこの質問を、
当社でバイトをしてもらっている、
今年の秋からイギリスの大学院に通う、
シンガポール大学のインド系女子学生にしたところ、
「当たり前じゃない」という返答が帰ってきました。

そうですよね。当たり前。

当社のお客様にも、
そんな風に受け止めてもらいたかったな。

多国籍国家のシンガポールでも、
人種による見えない差別は存在します。

彼女は多分、差別を受ける側。
自分の立場は、はっきりと理解できています。

ヨーロッパに行けば、国にもよりますが、
差別ではなく区別している国だってあります。

要は、有色人種を自分達とは
別の次元の生き物と捉えているような人達が沢山いる国なんです。

差別ではなく、区別なので、表面的にはかなり優しくしてくれる。
でも、目の見えないバリアがあり、
同じ仲間とみなされなければ、
バリアの中には決して、一歩たりとも入らせてはくれません。

さすが、植民地政策を長い間繰り広げていた歴史がある国です。
世渡り上手です。

日本は世界の中でも、かなり稀な単一国家。

島国なので、他の民族の流入も少ないです。

植民地化されたこともなく、
また、移民などをあまり受け入れない国なので、
人種の違いと言うことに対して、
他の国の人とは異なる、独特の考えを持っているような気がします。

グローバルな環境での教育を目指すなるなら、多少の困難はつきものと受け止めよう

「自分の子が差別されたらばどうしよう」
と心配される、ご父兄のお気持ちは、
十分に理解できます。

でも、インター校への入学をご希望ということは、
将来的にグローバルな視野を持って、
世界に通用する、
お子さんになってほしいとの思いがあるのではないでしょうか?

それであれば、少々厳しい言い方ですが、
現実は現実として受け止め、
それに立ち向かうというか、順応する力を、
お子さんに、身につけてもらう事が大切なのではないかと思います。

昔々、私がイギリスに留学していた時に、
友達とちょっとだけ、そのあたりでは有名な、
クラブに行ったことがあります。

友達の中にオランダ系中国人がいました。

入り口の黒服は、
彼がスニーカーを履いていたことを理由に、彼の入店を拒否しました。

でも、お店の中には明らかにスニーカー履きの客がいるのが見えました。

私は、猛烈にその黒服に抗議を始めると、
チャイニーズの彼は、
「良いんだよ。だって僕はアジア人だもの…」
「みんなで楽しんできて」と言って、
私に抗議することをやめさせました。

それまで私は、人種差別というものが、
こんなに悲しいものだとは思ったことがありませんでした。

もちろん、私自身が、
田舎町でバスの運転手から、
「お前は載せない!」と言われ
「良いよ!お前の運転するバスなんかに乗りたくなんかないよ!」
と運転手に言い返した事もあります。

その時は、頭に来たけど、悲しくはなかった。

それは私が、日本という国に帰れば
そんな言葉を投げかけられる事がないことを知っているから。

でも、オランダ国籍の彼は違います。
多分生まれたときから、その時まで何度も同じような経験をしたはずです。

普段は、ごく普通にオランダ人やイギリス人、
そして他の欧米人と仲良く生活しているのです。

でも、踏み込めない見えない壁が存在するのです。

彼の中では、アジア人蔑視という環境でも、自分の生きる術を、
差別する側を否定することなしに、身につけてきたのでしょう。

人生の中には、本当に理不尽なことは沢山あるはずです。

でも、それを嘆いているだけだったり、
それを遠ざけているだけでは、新しい未来は開けません。

今世界で活躍している著名人の中には、
差別を受ける側の環境にいた人たちも沢山います。

でも、もしかしたらそんな環境で育ったから、
世界で有名になったのかもしれません。

決して差別を肯定しているわけではありません

ここで、間違って頂きたくはないのですが、
私が、人種や階級による差別を肯定しているのではありません。

差別を生む環境は親が作っているものです。
小さな子どもたちは、
育った環境とか肌の色で友達を差別なんかしません。

でも、その時の親の態度や言葉によって、
「あの子と自分は違うんだ。遊んじゃだめなんだ」
って思ってしまうのです。

当社のお客様に
「◯◯校は。。。」ってお話したお母様は、
本当にご自身のお子様が、
嫌な目に遭った事があるのでしょうか?

もしそんな経験をしたとしたら、
どうやって、お子さんに接したのでしょうか?

シンガポールのインター校は、今が夏休み。
8月からは新しい学期が始まります。

もし、学校で悲しいけれど、そんなことが起こったら、
お子様とじっくりお話をする機会を設けることをオススメします。

もちろん、目に余るような言動があれば、
学校に毅然とした態度で、抗議することも必要でしょう。

行動を起こさずに、うちに秘めてしまうのは止めましょう。


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