お子様の教育を大きな目的として、シンガポールへの移住をご計画中の方にとって、 インターナショナルスクールの種類やその学費は、 一番の関心事かもしれません。

今回は、当社に頂くご質問の中でも多い、シンガポールのインターナショナルスクールの授業料について、
一般的なインター校と比較的安価なインター校。
そして、ローカルインターナショナルスクールと呼ばれる学校を比較してご紹介します。

シンガポールには、大小合わせると 50以上のインターナショナルスクールと呼ばれる学校があります。

但しこの中には幼稚園と小学校部門しかないもの。
あるいは日本人学校やフレンチスクールのように、ある特定の国の子どもたちの為のインターナショナルスクールなども含まれています。

このページでは、 英語を共通語として使用している総合的なインター校であり、
且つ、日本人の間でも比較的有名なものを取り上げ、その授業料を調べてみました。

ご注意

今回調査した料金は、
・ 申込金や課外活動費等の料金は含んでおりません。
・中学1年生にあたる学年の授業料です。 *授業料は一般的に高学年になるほど、高くなります。
・1シンガポールドルは99円(2023年2月現在)で表記しております。

 

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日本のインターナショナルスクールの授業料

はじめにシンガポールの一般的なインターナショナルスクールとの比較のため、 日本の外国人駐在員の子女が通うインター校の授業料について、 少し調べてみました。

東京インターナショナルスクール

東京都港区南麻布にあるインターナショナルスクール。
国際バカロレア資格(IBPYP,IBMYP)認定校、CIS認定校。

【年間の授業料】 約268万円 (2023年2月現在)

アメリカン・スクール・インジャパン

東京都調布市にある、インターナショナルスクール。
1902年に東京初のインターナショナルスクールとして開校。
幼稚園から高校までのカリキュラムを提供。

アメリカからの駐在員の子弟や日本人の帰国子女が多く通っています。
学校の設備や、カリキュラムなど、シンガポールの総合インター校にかなり近いシステム。

【年間の授業料】 約297万円 (2023年2月現在)

これらの本格的なインター校の授業料は、
日本国内の私立有名中学と比べても、かなり高額となっています。

さて、次はシンガポールの総合的なインター校の授業料のご紹介です。
こちらの料金も、日本の中学校にあたる学年を指標とした、2022年~2023年度の授業料となります。

シンガポールの主なインターナショナルスクールの授業料

シンガポールには、多くのインターナショナルスクールがあります。
今回は、 幼稚園から高校までのカリキュラムがある学校で、 かつ、大規模な設備を持つ学校をご紹介しています。

SINGAPORE AMERICAN SCHOOL: シンガポールアメリカンスクール

シンガポール・アメリカンスクールは、米国のカリキュラムを提供するインターナショナルスクールとして1956年に開校した伝統的な名門校です。

【年間の授業料】 $36,950 約370万円 (2023年2月現在)

2023年~2024年度の料金表

UWCSA: ユナイテッド・ワールド・カレッジ・サウスイーストアジア

本部をロンドンに置く非営利の国際学校の東南アジア校。 1971年に開設された、世界的名門校です。

意外と日本人の比率が多い学校です。

この学校の卒業生、小林りんさんが創設したISAKが 2017年に日本初のUWC加盟校として承認されています。

【年間の授業料】 $51,222  約510万円
2023年~2024年度の料金表

Australian International School: オーストラリアン・インターナショナルスクール

1993年に創設された学校です。 ケンブリッジIGCSEと国際バカロレア(IB)カリキュラムを実施。

現在は、学校運営で世界的に有名なコグニタが運営しています。

【年間の授業料】 $45,360 約450万円

Canadian International School: カナディアン・インターナショナルスクール

1990年と比較的古くからシンガポールにある、インター校です。

東西に2校舎あり、幼稚園から高校生まで、合計で約3,000名が学んでいます。 小学校からの一貫したIBプログラムが特徴。

【年間の授業料】 $42,300 約420万円
*レイクサイド・キャンパスの場合

Stamford American International School: スタンフォード・アメリカン・インターナショナルスクール

2009年創設と比較的新しい学校です。

IBとアメリカのカリキュラムを選ぶことができます。
幼児部門は、同じコグニタ傘下のオーストラリアンと同じ校舎を利用しています。

【年間の授業料】 $44,586 約445万円

規模的には、それほど変わらない学校を選んだので、 授業料には、あまり差がないと思ったのですが、
日本円で百万円近くの開きがあるとは、少し意外でした。

やはり、「シンガポールのインター校はお値段が高い」と感じますか?

 

それでは、次に近年シンガポールに登場したお値打ち? インター校をご紹介致します。

年間の授業料が250万円以下のインターナショナルスクール

One World International School  ワンワールド・インターナショナルスクール

2017年に設立された新しい学校です。

カリキュラムは、ケンブリッジIGCSEと国際バカロレア(IB)です。
東南アジアを中心にインター校運営を行っている Global Schools Foundationが運営。

年長~小6まで、は英語のサポート授業(別料金)もあります。
2021年に中心に近いサンテックに新校舎が開校。
2023年の8月にはシンガポール北東部のニュータウンPunggolに大規模なキャンパスが開校予定です。

【年間の授業料】 $21,342 約210万円 *ナンヤンキャンパスの場合

Middleton International School by Eaton House ミドルトン・インターナショナルスクール

シンガポールやアジア各国で幼稚園やインター校を運営するイートンハウスが 、
比較的授業料の安価なインター校を、2017年に設立しました。

当初はアッパーブキティマ校のみでしたが、2018年にはシンガポール東部のタンピネスに、
そして2022年にはウェストコーストにも校舎を新設しています。

【年間の授業料】 $20,155 約200万円 *タンピネス校の場合

これらの学校は、以前公立学校などで使用していた古い校舎をほぼそのまま使用するなど、経費を抑えています。

それにより一般のインターナショナルスクールを比べる、 日本円で100万円以上も安価な授業料を実現させています。
どちらの学校も新校舎を他のエリアに設立するなど、かなりの人気のようです。

ただ、新しい学校なので進学先やIBDPの合格等の実績がありません。
そのあたりが少し不安という方に、 もう一つのタイプの学校をご紹介致します。

ローカル・インターナショナルスクール

上記の2校ほど授業料はお安くはありませんが、
一般のインター校と比べると大分お安くなるのが、 ローカル・インターナショナルスクールと呼ばれている学校です。

これらの学校は、シンガポールの名門私立校が、 外国人とシンガポール人のために新設した学校です。
ただし、これらの学校は一般のインターナショナルスクールと比べると、 かなりの語学力、そして学力が必要となってきます。

ACS(International)

創立から、130年の歴史を誇るシンガポールの名門校、 アングロチャイニーズスクール系列のインター校です。

シンガポールの教育課程4年間の後、 国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)で学びます。

対象は中学生と高校生。

アメリカやイギリスの名門校受験を目指す、 海外からの留学生が多いのが特徴です。

【年間の授業料】 $25,521.5 約250万円 

Hwa Chong Institutional School ホワチョン・インターナショナルスクール

アングロチャイニーズと双璧をなす、シンガポールの名門校、 ホワチョン・インスティテューションの系列校です。

こちらも、ACS同様に、 アメリカのIVYリーグ及びオックスブリッジを目指す生徒が多いです。

2018年度の卒業生の成績トップ3は、すべて中国と香港からの留学生です。 中学3年間は学校独自のカリキュラム。 高校ではIBのカリキュラムで授業が進められます。

【年間の授業料】 $26,000 約257万円 

St Joseph’s Institutional International School

150年以上の歴史をもつシンガポールの伝統校St Joseph’s Institution(SJI)Independent校のインターナショナル部門として創設された学校です。

2007年には中学・高等部が、2008年には幼稚園と小学部が創設され、 ローカル・インターナショナルスクールとしては唯一、 4歳から18歳までの一貫教育を行っている学校です。

また、上記の2校と比べるとアカデミックな要素が強く反映されている学校です。

【年間の授業料】 $35,038 約350万円

まとめ

このページがシンガポールのインターナショナルスクールご検討中の方の参考になれば幸いです。

今回新たに調査して驚いたのは、シンガポールのインター校の授業料の大幅な値上がりです。

5年前に比較した際には、日本のインターとそれほど開きが無かった授業料が2023年2月現在では、なんと200万円以上の違いがある学校も出てきました。
ただし、唯一ワンワールドは前回よりも授業料を下げています。これには驚きです。

一口にインターナショナルスクールと言っても、シンガポールには色々なタイプのインター校があります。

授業料以外にも学校の方針は一体どんなものなのか、 ご自身のお子様はどんな学校が向いているのか等、
入学決定前に詳しく調査されることをおすすめします。

 

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