1919年にイギリスで設立された非政府組織 (NGO) である、
セーブ・ザ・チルドレン (Save the Children)は、
6月1日の国際子どもの日にあわせ、
最新の世界子どもレポート
「疎外される子どもたち(The Many Faces of Exclusion)」を発表しました。

レポートでは昨年同様、
世界175ヶ国を対象にした「子ども時代が守られている国ランキング(End of Childhood Index)」も発表しています。

この、「子ども時代が守られている国ランキング」において、
シンガポールはスロベニアと並んで、
1,000点満点中、987点をマークし世界1位になりました。

ちなみにシンガポールは、
学校に通っていない子どもの割合などが、世界で最低水準です。

「子ども時代が守られている国ランキング」は、

  1.  5歳未満児の死亡率
  2. 発育阻害の子どもの割合
  3. 学校に通っていない子どもの割合
  4. 児童労働に従事する子どもの割合
  5. 結婚している少女の割合
  6. 少女の出産率
  7. 紛争により家を追われた子どもの割合
  8. 子どもの殺人被害率

の8つの指標をもとに、175ヶ国を対象に作成したものです。

上位及び下位10位までの順位は、下記の図の通りです。

End of Childhood Index

ノルウェーとスウェーデンが3位タイ、フィンランドが5位、アイルランドとオランダが6位タイ、アイスランド、イタリア、韓国が8位タイ。

日本は昨年の16位から順位を下げ、
イスラエル、ルクセンブルクと同位の19位という結果でした。

その他主なアジアの国では、
マレーシアが67位、タイが85位、インドネシアが105位です。

超大国の順位はというと、
米国は36位、ロシアは37位、中国は40位と総じて低めです。

これらの国の順位が低い原因は、
貧富の格差が大きい事や、犯罪率が高い事に関係があるのだと思います。

ちょっと心配な日本

下の図をご覧下さい。
子供の環境が良くなった国と悪くなった国を、
それぞれ緑色と赤で示しています。

昨年度より順位を下げた日本は、もちろん赤色です。

アジアの殆どの国で、子供を取り巻く環境が良くなっているのに、
日本がランクを下げてしまった原因は何なのでしょうか?

「子ども時代が守られている国ランキング」の8つの指標は、
日本には、ほぼ当てはまらないと思っていた私の認識は結構甘かったようです。

両親による幼児虐待が頻繁に取り上げられているような事実もあり、
現在の日本の子供のおかれている現状は、
一般の予想をはるかに上回って、悪化しているのかもしれません。

図表出典
http://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/2018-end-of-childhood-report.pdf

駐在員からみた、子供の最適な環境の国とは?

HSBC調査

他の調査を見ていきましょう。
セーブ・ザ・チルドレンの調査が、
世界の貧困地域の子供達に焦点を当てているのと
対象的な調査をご紹介します。

イギリスに本部を置く世界的な金融機関のHSBCが、
世界の駐在員を中心に毎年行っている調査報告です。

新しい国での日々の暮らしについての質問が主ですが、
質問は仕事だけでなく生活全般を扱っており、
雇用保障や、安全性、友人の作りやすさ、
家庭環境の質など多岐に渡っています。

今回は子供の環境と言う項目だけを取り上げてみます。

他の項目にご興味のある方は、
HSBCのサイトをチェックしてみて下さい!(英語)

子供の環境と言う項目で調べてみると、
シンガポールは2位でした。

1位は、セーブ・ザ・チルドレンの調査で3位だったノルウェーです。

ちなみに、シンガポールの総合評価は世界一位!
やはり駐在員には人気のある国ですね。

残念ながら日本は上位19位までにもランクインしていません。

日本の順位を調べてみると、

なんと、29位!

ベトナム(26位)やタイ(27位)より低いのです。

総合評価もベトナムより下ということは、
駐在員にとって日本は、
ベトナムより魅力的な都市ではないということでしょうか?

このままでは、世界からどんどん取り残されてしまいそうですね。

まとめ

今回は、世界中の子供の環境を
改善しようとしているNGO団体の調査と、
主に高所得者中心に調査を行っているであろう、
金融機関の調査と言う対象的な2つの調査で、
子供を取り巻く環境について焦点を当てて、
ご紹介させていただきました。

シンガポールが世界的に高評価を受けているのと比べると、
世界の中では未だに先進国の上位である、
日本のランクの低さがとても気になります。

学力の面においても、
世界的にトップクラスのシンガポール、

方や、世界からみた毎年大学の評価が下降気味の日本。

小学校での英語教育の義務化やIB校の増設など、
教育のグローバル化を政府は唱えていますが、
現実的には世界標準からは、
反対にどんどんと距離を広げているような気がします。

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